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釜定|鉄瓶 柚子 肌
¥52,800
岩手の南部鉄器工房 釜定 による鉄瓶。 南部鉄瓶古来の「焼抜き」という技法で錆止めを施されており、充分に焼抜きをなされた鉄瓶は金気を生じません。 外面は本漆で仕上げられており、使っていくうちに、光沢や鉄肌の味わいが増してきます(2つ並べた写真の左側は六年間、ほぼ毎日使い続けたもので、深みのある質感が出ています) 内側が焼き抜きで造られている鉄瓶は、使えば使うほど水中のミネラル(湯垢と呼ばれている)が付着して、まろやかな白湯が飲めます。お茶やコーヒー、ハーブティーなど、自宅で飲むものが驚くほどおいしくなります。 形状は簡素で機能的。わずかに下の方に重心をおいた柔らかい形状はコンロと相性が良く、火の熱量を無駄なく鉄瓶に伝えられる様に工夫されているように見えます。取手は太さと蓋からの距離が良い塩梅で、布巾で使って持つのにも丁度良いです。 また、お湯を注ぐ際に蓋が滑りにくい窪んだ形状になっており、安心感があります。 日々使う事を緻密に考えられている、伝統文化と日本の職人が生み出した逸品です。 Maker:釜定 / Kamasada(made in japan) Capacity:約1.6L満水時(蓋を閉めて沸かす場合は1.2L程度が妥当) / 1.6L(full) Size:約φ170(全幅205)xh225(mm)※取手含む Material:鉄(南部鉄器) / Steel(Nambu ironware) Heat Souce:直火・ガスレンジ・石油ストーブ・IH(弱) / Gas・IH ※IHはメーカーにより熱源の範囲が違いますので、各メーカーにてご確認ください。
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釜定|羽釜 / 飯釜 3合用
¥33,000
岩手の南部鉄器工房 釜定がつくる 羽釜(飯釜)3合用。 (炊飯、煮込み、揚げ物などにご使用いただけます) 南部鉄器で炊くご飯はとてもふっくらしていて、お漬物や佃煮などご飯のお供だけでもどんどん食が進みます。それほどに美味しく炊けるのは、鋳物の特徴である熱伝導率の良さで、全体にじっくりと火が通るからです。 江戸時代に多く普及した羽釜の形状のオマージュとも言えるこの形は、理にかなっています。火を小さな羽で受けて、効率よく内部に熱を溜める事と、木製の釜蓋へ熱が届きにくくもなっています。さらに、羽の上に取り付ける取手は本体から離れる様に羽の形状を利用しています。 一見、羽釜のデザインイメージを残したような形状も、機能的に処理されており、現代の台所でしっかり使える様によく考えられています。サイズ感も小ぶりで、いくつかの鍋を同時に置いた時にも邪魔にならず、コンパクトな台所でも活躍します。 また、炊き上がったタイミングで、食卓のテーブルに並べて蒸らしておけば、食事が始まるタイミングで出来立てのご飯が食べられるのも嬉しい。厚みのある下駄型の釜蓋は、熱を逃さない為でもありますが、食卓でご飯をよそう時にも自立させる事ができて、使い良いです。 何より、食卓で釜蓋を開けた時に立ち上がる湯気には食欲をそそられます。 吹きこぼれにくいご飯の炊きかたは、「日トの手帖」に掲載しましたので、そちらをご覧ください。(下記URLです) https://hitogallery.theshop.jp/blog/2025/06/13/142920 Product Details Maker:釜定 / Kamasada(Made in japan) Size:本体 φ19cm x H12cm / 蓋 φ18cm x H8.5cm / 取手φ6.5cm Material:鉄(南部鉄器) / Steel(Nambu ironware) Heat Souce:直火・IH / Gas・IH ※外側は漆、内側は「油焼き」という技法により仕上げられています。 ※表面には鉄漿(オハグロ)という「鉄・酢・茶」から作られたもので着色されています。使用中に黒いオハグロが剥がれる事がありますが、製品には問題ありません。 ※IHはメーカーにより熱源の範囲が違いますので、各メーカーにてご確認ください。羽釜3合用の設置面は約φ11cmです。